カテゴリー: FEATURES

Vol.99 Michael Thompson / July 2019

Michael Thompson


Photo by Tommaso Barletta

セリーヌ・ディオン、シャナイア・トゥエイン、フィル・コリンズ、マライア・キャリー、マドンナなど数多くのビッグ・アーティストの作品やツアーに参加してきた超一流のセッション・ギタリストであるマイケル・トンプソンが自身のバンド MICHAEL THOMPSON BANDにてニュー・アルバム「Love And Beyond」をリリース。
アルバムはエモーショナルなギター・インストゥルメンタルの小曲 “Opening” で幕を開け、全編に渡り良質なメロディや卓越したアレンジによる素晴らしいヴォーカル曲が展開される中でマイケル・トンプソンのセンス溢れる極上のギタープレイが駆け巡っている。また、曲と曲の架け橋となるギターによるINTERLUDE(間奏曲)は、ギタリストとしてのマイケルの主張を感じさせるとともにアルバムに独自の世界観を与えている。快作「Love And Beyond」についてマイケル・トンプソンに訊いた。

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Vol.98 Oz Noy / June 2019

Oz Noy


Photo by Cari Paige

Oz Noy(オズ・ノイ)が新作「BOOGA LOOGA LOO」をリリース。インタビューでオズ本人が語っているように今作では、”Boogaloo meets Bitches Brew”がコンセプトであり、マイルス・デイビスが”Bitches Brew”でエレクトリック・ジャズに取り組んだようにオズはエレクトリックなBoogalooスタイルに取り組んでいる。アルバムはオズ自身のオリジナル曲である4曲とセロニアス・モンク、レイ・チャールズ、ビーチ・ボーイズ、ビートルズといった偉大なミュージシャンの曲を見事にオズ流に仕立て上げたカヴァー4曲で構成されており、ミュージシャン層から音楽ファン層に至るまで幅広い人々を魅了するであろう奥深さと親しみやすさを兼ね備える充実した作品となっている。新作「BOOGA LOOGA LOO」についてオズ・ノイに訊いた。

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Vol.97 Jordan Rudess / May 2019

Jordan Rudess


Photo by Jerry Lofaro

ドリーム・シアターのキーボーディストとして、その卓越したテクニックと驚異的なインスピレーションにより創造する壮大なサウンド・ライブラリーにてバンドを支えるジョーダン・ルーデスが自身のソロ・アルバムとしては4年ぶりとなるアルバム「WIRED FOR MADNESS」をリリース。
「WIRED FOR MADNESS」は、ジョーダンの音楽に対するジャンルを超越した造詣深さや類まれなるコンポーザーとしての才能、驚異的なキーボードプレイヤーとしてのテクニック、サウンドクリエイトの能力が見事に融合し昇華された聴きごたえのある作品となっている。ゲストのギタリストには、ヴィニー・ムーア、ガスリー・ゴーヴァン、ジョン・ペトルーシ、ジョー・ボナマッサが参加。中でもジョー・ボナマッサとブルースが繰り広げられる”Just Can’t Win”は、聴き手に新鮮なインパクトを与える。キーボードの魔術師、ジョーダン・ルーデスに会心作「WIRED FOR MADNESS」について訊いた。

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Vol.96 Keith Scott / April 2019

Keith Scott


Photo by Mike Blake

ブライアン・アダムスがニューアルバム「SHINE A LIGHT」をリリース。「SHINE A LIGHT」では、エド・シーランやジェニファー・ロペスが共作やデュエットにて参加している新たな取り組みと共に、真にブライアンといった誰もがすぐに馴染めるキャッチーでインパクトのあるメロディを持つ曲が揃った良質なロックアルバムとなっている。この新作においてブライアンの盟友であるギタリスト、キース・スコットは、ボブ・ロックとブライアンがプロデュースしている8曲でギターをプレイ。キースはそのロック・スピリット溢れるギターでレコーディングやツアーでブライアンを支え続けており、誰もが耳にしたことがあるであろうブライアンの数多くのヒット曲では必ずキースの歌心溢れるメロディックなギターを聴くことが出来る。しかし、新作を含めこのところのブライアンの作品では楽曲の尺がコンパクトになっていることもあり、以前のようなブライアンの歌とキースのメロディックなギターによるドラマチックな展開を持つ曲は姿を見せなくなった。そのあたりも含めてブライアンの新作「SHINE A LIGHT」でのギタープレイや自身のプロジェクトであるThe Fontanasの近況などについてキース・スコットに訊いた。

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Vol.95 Vivian Campbell / March 2019

Vivian Campbell


Photo by Jim Wright

DEF LEPPARDのメンバーとしてロック殿堂入りを果たしたヴィヴィアン・キャンベル。DIO、WHITESNAKE、そしてDEF LEPPARDといった錚々たるレジェンド・バンドにおいて功績を残してきたヴィヴィアンが心血を注ぐもう一つのバンド LAST IN LINEが2作目となるニュー・アルバム「II」をリリースした。新作「II」においても、前作「HEAVEY CROWN」を継承したブルース・フィーリングを持ち合わせたリアルなロックが展開されており、聴きごたえのあるハードロック作品となっている。また、ヴィヴィアンも自由奔放にギターを歌わせ、時にアグレッシヴにギターを弾き倒しており、DEF LEPPARDにおけるギタープレイとはまた違った魅力を放っている。ニューアルバム「II」についてヴィヴィアンに訊いた。

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Vol.94 Robben Ford / February 2019

Robben Ford


Photo by Mascha Thompson

素晴らしいギター・トーン、そしてブルース・ギタリストとしての熱いプレイはもちろん、洗練されたお洒落な曲作りやギター・プレイにおけるフレージングなどでファンを魅了し続けている名手 ロベン・フォード。ギタリスト、ボーカリストとして既に名手として名を馳せているロベンは、最新作「PURPLE HOUSE」において、これまでとはまた違ったヴァラエティに富んだ、より今風で洒落た音楽性を持つ作品創りに見事に成功しており、プロデューサー、コンポーザーとしても更なる高みに達している。聴き手を魅了する上質なブルース・ロック作品「PURPLE HOUSE」についてロベンに訊いた。

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Vol.93 BLINDMAN / January 2019

BLINDMAN

日本が誇るメロディック・ハードロックの至宝 BLINDMANが通算10作目となるスタジオアルバム「REACH FOR THE SKY」をリリース。これまでに哀愁美あるハードロックで長きに渡ってファンを魅了し続けているBLINDMANは健在!、今作でもファンの期待を裏切らない至高かつ唯一無二のBLINDMAN’s ハードロックが展開されている。また、新たな試みとして「ウォール・オブ・ サウンド」でポピュラー音楽界に多大な影響を与えた音楽プロデューサーであるフィル・スペクターが手掛けたことで有名なThe Crystalsの”Da Doo Ron Ron”のカヴァーを収録。The Crystalsのポップな楽曲が見事にBLINDMAN流スタイルに昇華されている。そして、ハードロックを聴かない音楽ファンをも納得させるであろう美しいナンバー”Blue Moon”では、バンドの音楽に対する懐の深さ、実力を改めて感じさせられる秀逸で要チェックなナンバーとなっている。珠玉のメロディック・ハードロック作品「REACH FOR THE SKY」についてメンバーに訊いた。

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Vol.92 Jake E Lee / December 2018

Jake E Lee


Photo by Joe Gorelick

Jake E Lee (ジェイク・E・リー)がRED DRAGON CARTELとしての2作目となるアルバム「PATINA」をリリース。1作目「RED DRAGON CARTEL」ではオジー時代を想起させるギター・リフで幕を開ける”DECEIVED”を筆頭にファンを歓喜させたジェイクだが、今作「PATINA」ではロックの原点に回帰した楽曲、リアルなミュージシャンによるリアルなロック、実験的で多彩なギター・サウンドを提示。聴けば聴くほどに楽曲やジェイクのギター、バンドが放つ魅力にどんどん惹きこまれていく・・今後末永くファンに愛聴されていくであろう作品となっている。ニュー・アルバム「PATINA」についてジェイクに訊いた。

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Vol.91 Andreas Gullstrand / November 2018

Andreas Gullstrand


Photo by Anders Roos

デビュー・アルバム「CREYE」をリリースしたスウェーデン発のメロディック・ロック・グループ CREYE。アルバムでは、キャッチーで心地よいメロディを放つクリアーな歌声とコーラス、そして80年代を彷彿させる煌びやかなキーボードと曲をサポートする起承転結でツボを得たクレバーかつエモーショナルなギター・プレイを随所で聴くことができる。惜しくもアルバムのリリース後にボーカルのROBIN JIDHED、キーボードのJOEL RÖNNINGがバンドを離れたが、バンドは新たにAugust Rauer[Vo]、Joel Selsfors[Key]をメンバーに迎えている。司令塔としてバンドを牽引するギタリスト、コンポーザーのANDREAS GULLSTRAND (アンドレアス・グルストランド) にメロディック・ロック、AORの音楽ファンにアピールする快心のデビュー・アルバム「CREYE」について訊いた。

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Vol.90 Billy F Gibbons / October 2018

Billy F Gibbons


Photo by Andrew Stuart

ZZ TOPのギタリスト兼ヴォーカルとしてロック殿堂入りを果たしているレジェンド ビリー・ギボンズが2枚目となるソロ・アルバム「ビッグ・バッド・ブルース」をリリースした。1枚目のソロ・アルバム「ペルフェクタムンド」ではアフロ・キュ―バンなラテン・サウンドへのアプローチにより良い意味でファンを驚かせたビリーだが、今作品ではブルースへ原点回帰。ブルースの先人たちが築き上げた音楽に敬意が表わされるとともに真にビリー・ギボンズらしいファットでドライヴしたブルース・ロックなギター、ヴォーカルが炸裂した濃い作品となっている。ビリー・ギボンズ・スタイルで世界中の音楽ファンを魅了するギター・レジェンドに新作「ビッグ・バッド・ブルース」について訊いた。

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