Steve Smith
「ドント・ストップ・ビリーヴィン」、「オープン・アームズ」、「セパレイト・ウェイズ」など日本でも多くの人々が耳にしているであろう数々の名曲を世に送り出した米国のレジェンド・ロック・バンド、ジャーニー。このバンドで長年に渡りドラムを担った元メンバーのスティーヴ・スミスが生みだしたロックとジャズの融合による多様なリズム、卓越したテクニックによる至高のドラムプレイはジャーニーの数々の名作の中で聴くことができる。その卓越したドラマーとしての名手ぶりは、Vital InformationやSteps Aheadといったジャーニー以外のプロジェクトでも遺憾なく発揮されてきた。そして、この2025年にリリースされたSteve Smith & Vital Informationの最新アルバム『New Perspective』においてもその卓越したリズムワークは聴き手を魅了するとともに「Don’t Stop Believin’」、「Open Arms」、「Who’s Crying Now」といったジャーニー時代の曲に新たな生命を吹き込んでいる。今回は国内のロック・バンド BLINDMANでのドラムや数々のアニメ劇伴演奏への参加、国内アーティストのライブ・サポート、レコーディング、セッション等で活躍しているドラマー、實成峻氏によるスティーヴ・スミスへのインタビュー。Steve Smith & Vital Informationの最新アルバム『New Perspective』についてドラマー視点で訊いた。