Simon McBride
Photo by Jim Rakete
ハードロック界のレジェンド、ディープ・パープルが最新スタジオアルバム『=1』をリリースする。このアルバムは、スティーヴ・モーズの後任のギタリストであるサイモン・マクブライドがバンドに加入して以降の初となるスタジオアルバムである。ディープ・パープルといえば、これまでのギタリストには、御大リッチー・ブラックモアをはじめ、その後にトミー・ボーリン、一時的なツアーのみの参加であったがジョー・サトリアーニ、そしてスティーヴ・モーズといった匠なギタリスト達が名を連ねており、サイモン・マクブライド加入後において初となるディープ・パープルの今回の最新スタジオアルバム『=1』にも大きな注目と期待が集まる。アルバムのリリースに先行しミュージックビデオが公開されている”Portable Door”、”Pictures of You”においては、ディープ・パープルらしさを継承しつつ、楽曲の魅力を最大限に引き出すための的を得たバッキングギター、起承転結のあるエモーショナルかつクレバーなギターソロなどサイモン・マクブライドのオリジナリティあるギターワークを確認することができる。サイモン・マクブライドに彼の音楽的バックグランドやディープ・パープルとの出会い、そして最新スタジオアルバム『=1』などについて聞いた。