カテゴリー: FEATURES

Vol.68 Keith Scott / -1- January 2017

Keith Scott


ブライアン・アダムスのロック・スピリットをギターで見事に表現し、レコーディング、そしてツアーで支え続けているキース・スコット。いよいよ間近に迫った5年ぶりとなるブライアンの日本公演においてもメロディックでロック・フィーリングに溢れた素晴らしいギターを聴かせてくれるに違いない。キース・スコットに日本公演を間近に控えた心境について訊いた。

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Vol.67 BLINDMAN / December 2016

BLINDMAN

国内屈指の正統派メロディアス・ハード・ロック・バンド BLINDMAN が通算9枚目となるオリジナル・フル・アルバム「TO THE LIGHT」をリリースする。
ボーカリストとドラマーのメンバーチャンジを経て制作された今作では、新ボーカリスト Rayのパワフルかつダイナミクスある豊かな表現を兼ね備えた歌唱力、若手敏腕ドラマーの實成峻による多彩なリズムワークが、中村達也によるメロディックかつセンス溢れる楽曲・ギターワークと見事に融合した珠玉のハードロック作品となっている。
バンドのリーダーである中村達也と期待の若手敏腕ドラマー 實成峻に新作「TO THE LIGHT」について訊いた。

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Vol.66 Kee Marcello / November 2016

Kee Marcello


Photo by Darren Griffiths

元EUROPEのギタリスト Kee Marcello (キー・マルセロ) がメロディックでキャッチーな楽曲からエッジの効いたハードな楽曲までが揃った会心の新作「SCALING UP」をリリースした。
EUROPE在籍時の「Out Of This World」、「Prisoners In Paradise」の2作品においてメロディック、かつセンス溢れるクレバーなギタースタイルでファンを魅了したマルセロが、今作品でもそのスタイルを存分に発揮し、再びファンの期待に応えている。ギタープレイは勿論のことマルセロの優れたロックシンガー、コンポーザーとしての魅力、彼を支えるベース Ken Sandin(ケン・サンディン)、ドラム Darby Todd (ダービー・トッド)のリズム隊とが生す出すライヴ感溢れる力強いバンド・サウンドなど聴きどころは満載。新作「SCALING UP」についてキー・マルセロに訊いた。

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Vol.65 Philip Sayce / October 2016

Philip Sayce


Photo by Pété Photographie

Philip Sayce(フィリップ・セイス)がライヴ作品「Scorched Earth Volume 1」をリリースした。このライヴ作品ではフィリップのパワフルで情熱的な歌声、そして心の赴くまま自由自在にストラトギターより放たれるダイナミクスに溢れたギタープレイ、サウンドが無修正、オーヴァーダビング無しにてそのまま詰め込まれており、正真正銘のリアルなミュージシャン フィリップ・セイスを存分に楽しむことができる。
作品タイトルのVolume 1が示す通り、今後もVolume 2、3といった続編や予定されているそうでファンの楽しみはまだまだ続く。この素晴らしいライヴ作品「Scorched Earth Volume 1」についてフィリップに訊いた。

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Vol.64 Trev Lukather / September 2016

Trev Lukather

Trev Lukather (トレヴ・ルカサー) が美しいパワーバラードの最新シングル”Only Girl”をデジタル配信にてリリースした。
世界中に多くのファンを持つ偉大なミュージシャン、ギタリストであるスティーヴ・ルカサーを父親に持つトレヴァーは、自身もシンガー/ソングライター/ギタリストの各分野が高い次元で融合された卓越した才能を持つロック・ミュージシャンとして活躍している。2008年に発表された作品「Trev」は聴き手を惹きつける印象的なメロディ、フックを持つ珠玉のメロディの楽曲が揃っており、アレンジ面でも楽曲の魅力を引き出すセンスあるギターのリフや、シンプルでありながらも心に残る美味しいフレーズが濃縮されたギターソロが散りばめられた素晴らしいロック・アルバムとなっている。
また自身の作品以外にも、彼が作曲家として参加した米国ロック・バンド Halestormのアルバムではゴールドディスクを取得、また音楽ディレクターとしてもLindsay Lohan、Paul Rey (Epic)、Ryan Cabrera (Atlantic/Universal)等を手掛けるなど着実に音楽の世界での実績を積み上げている。
今後の活躍に益々の期待が高まるトレヴァーに色々と興味深い話を訊くことができた。

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Vol.63 Carl Verheyen / August 2016

Carl Verheyen

英国ロック・グループ SUPERTRAMPでの活動や数多くの有名アーティストのアルバム、そして映画・TVドラマ等のサントラへの参加などLAのスタジオシーンで活躍中のギタリスト、 ミュージシャンであるCarl Verheyen (カール・ヴァーヘイエン)がオリジナル・スタジオ・アルバム「THE GRAND DESIGN」をリリースした。
アルバムはカールの優しくクリアーな歌声による良質なヴォーカル・ソングが揃っており、幅広い音楽ファンにアピールする魅力的な作品となっている。カールのギタープレイを楽しみにしていたファンも心配は無用・・・この作品においても、カールがスタジオ・ワークで培った楽曲の魅力を最大限に惹き出す多彩なアレンジワーク、ダイナミクス溢れる極上なギタートーン、そしてセンス溢れるフレージングに至るまで匠が持つ素晴らしいギター・プレイを満喫できる。新作「THE GRAND DESIGN」についてカールに訊いた。

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Vol.62 THE JELLY JAM / July 2016

THE JELLY JAM

KING’S Xのタイ・テイバー、WINGER/THE DIXIE DREGSのロッド・モーゲンスタイン、DREAM THEATERのジョン・マイアングの名うてのミュージシャンによるトリオ編成のロック・プロジェクト THE JELLY JAMが通算4作目となる作品「PROFIT」をリリースした。
今作は人類が直面する資源問題をテーマに扱ったコンセプト・アルバムとなっており、彼等のその素晴らしい音楽的才能、テクニックにより物語が求める世界・雰囲気を見事に表現しきった作品となっている。
物語の展開とともに重厚で美しく、幻想的な音世界が体験できる傑作「PROFIT」についてタイ・テイバー、ジョン・マイアングの二人に訊いた。

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Vol.61 Oz Noy / June 2016

Oz Noy

Oz Noy(オズ・ノイ)が新作「Who Gives A Funk」をリリースした。スタジオ・アルバムとしては「トウィステッド・ブルース Vol.1」、「トウィステッド・ブルース Vol.2」以来の作品となる。トゥイステッド・ブルースでは、エリック・ジョンソン、ウォーレン・ヘインズ、チック・コリアなどをはじめとした多くのゲストを迎え、オズならではのオリジナリティ溢れる世界を提示した。今作においてもOz Worldは健在。ホーン・セクションを迎えたアンサンブル、そしてランディ・ブレッカー、ロベン・フォード、ジョー・ボナマッサ、ドゥイジール・ザッパなど豪華ゲストミュージシャンとオズの互いの個性溢れるプレイの応酬が引き起こす音楽の化学反応を楽しむことができる。新作「Who Gives A Funk」についてオズに訊いた。

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Vol.60 Francis Dunnery / May 2016

Francis Dunnery

フランシス・ダナリーがIT BITES時代の楽曲を再レコーディングした作品「Vampires」をリリースした。 前作「Frankenstein Monster」ではフランシスの兄バリー・ダナリーが残したNECROMANDUS時代の楽曲を自らのバンドで再びプレイしファンを驚かせ注目を集めたフランシス。現在でも非常に根強い人気を誇っているIT BITES時代の楽曲を再レコーディングした今回の作品「Vampires」でも多くのファンの注目を集めるだろう。
再レコーディングされたIT BITES時代の曲は、良い意味でリラックスした大人の雰囲気を感じさせるとともに、そのサウンドの美しさも印象的である。この作品の制作に至った経緯から注目される今後の活動予定など色々とフランシスに訊いた。

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Vol.59 Supersonic Blues Machine / April 2016

Supersonic Blues Machine

Supersonic Blues Machineが、骨太であり聴き手を惹きつけるフックを持つブルーズ・ロック曲が揃った会心作「West Of Flushing, South Of Frisco」をリリースした。
Supersonic Blues MachineはFabrizio Grossi(ファブリツィオ・グロッシー)、Kenny Aronoff(ケニー・アロノフ)、Lance Lopez (ランス・ロペス)の音楽キャリアが豊富な3人の強者ミュージシャンが集まったプロジェクトである。
アルバムでベースプレイのみにあらずプロデュース、作曲・アレンジ、ミックスを一手に担うFabrizio Grossi(ファブリツィオ・グロッシー)は、ベーシスト、プロデューサー/ミキサー、音楽コンサルタントとしてスティーヴ・ヴァイからニナ・ハーゲン、レスリー・ウェスト、デイブ・ナヴァロ等、これまでに大勢のアーティストに関わっている。
そこで培われた人脈は今作に参加しているビリー・ギボンズ、ウォーレン・ヘインズ、ロベン・フォード、ウォルター・トラウト、クリス・デュアルテといったゲスト陣でも表されている。
ドラマーのKENNY ARONOFF(ケニー・アロノフ)はJohn Mellencamp、John FogertyからJon Bon Jovi、Celine Dionに至るまでここではとても挙げきれないほどの膨大な数のアーティストの作品にドラマーとして参加しており、これまでに彼の名を知らなくとも、気づかないうちに彼のドラムを耳にしている人も多いはず。
そして実力派ブルーズ・ロック・ギタリスト、シンガーソングライターであるLance Lopez (ランス・ロペス)は、そのリアルで感情豊かなギター、歌声で聴き手を強く惹きつける魅力溢れたミュージシャンである。
Supersonic Blues Machineを担う3人のメンバーにアルバムについて訊いた。

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