カテゴリー: FEATURES

Vol.119 Steve Lukather / March 2021

Steve Lukather


Photo by Alex Solca

スティーヴ・ルカサーがファン待望のソロ・アルバム「I Found The Sun Again」をリリースした。ルークと同時にジェセフ・ウィリアムスもソロ・アルバム「Denizen Tenant」をリリースしており、お互いが各々のアルバムに参加するとともに、そこにはデヴィッド・ペイチも合流している。そのような背景もあり、ルークとジョセフのソロ・アルバムの形式とはなっているものの新生TOTOとしての新たな作品が提示されている・・とも受け止められる。今回のルークの作品「I Found The Sun Again」では、ドラムにグレッグ・ビソネット、キーボードにジェフ・バブコ、そしてベースにはヨルゲン・カールソンやジョン・ピアースといったルークと気心の知れたメンバーとともにリアルなミュージシャンによる圧倒的に素晴らしい音楽が展開されており、聴き手を魅了する。またリンゴ・スターがゲスト参加している”Run To Me”でも聴くことができるような親しみやすくメロディックな曲も収録されており、プレーヤー志向の人達からロック・ポップスを楽しむリスナー層に至るまで幅広い人達に受け入れられるであろう作品となっている。最新作「I Found The Sun Again」についてルークさんに訊いた。

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Vol.118 Stevie Salas / February 2021

Stevie Salas


Photo by Framus

B’zの稲葉浩志とのプロジェクト INABA/SALAS により日本の音楽ファンの間にも広く知られているスティーヴィー・サラスの書籍「スティーヴィー・サラス自伝 ギター弾きの最低で最高な人生」(リットーミュージック刊) が発売された。この本は、米国で2014年に出版されている「When We Were the Boys: Coming of Age on Rod Stewart’s Out of Order Tour」が和訳されたものであり、オーディションからツアーといったロッド・スチュワートとの活動時代についてスティーヴィー・サラスが詳細を語っており、サラスのファンにとってはもちろん、ロッド・スチュワートやロックファンにとっても興味深い内容となっている。
発売された書籍「スティーヴィー・サラス自伝 ギター弾きの最低で最高な人生」についてはもちろん、普段における曲作りのこと、日本国内にも素晴らしい楽曲を持つ優れたミュージシャン達がいるにも関わらず、ロックミュージックにおいては世界中の音楽ファンに知られる存在はまだ出てきていないように見受けられる状況についてどう感じるか・・など、スティヴィー・サラスに訊いた。

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Vol.117 Oz Noy / January 2021

Oz Noy


Photo by Yossi Zwecker

オズ・ノイが通算11作目となるニューアルバム「SNAPDRAGON」をリリースした。この作品には、ベースにウィル・リー、ジョン・パティトゥッチ、ジェームス・ジナス、ドラムにデイヴ・ウェックル、ヴィニー・カリウタ、デニス・チェンバースといった最強のリズム隊、さらには、トランペットにウォレス・ルーニー(コロナ感染により2020年3月31日に他界)、ジョン・スナイダー、ソプラノ・サックスにクリス・ポッター、ギターのアダム・ロジャースといった豪華ミュージシャンが招かれており、彼等のプレイを活かした見事なOz Worldが展開されている。リアルなミュージシャン達による臨場感に溢れる圧巻のプレイが堪能できる新作「SNAPDRAGON」についてオズに訊いた。

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Vol.116 BLINDMAN / December 2020

BLINDMAN

日本が誇るメロディック・ハードロックの至宝 BLINDMANが通算11作目となるスタジオ・アルバム「EXPANSION」をリリース。今作でも珠玉のメロディ、BLINDMAN節は見事に健在。ボーカルのRay、ドラムの實成峻を迎えた現在のラインナップでのスタジオ・アルバムは3作目となるが、ギタリストとしては勿論、コンポーザー、メロディメーカーとしても音楽に対してジャンルの枠に捉われないバリエーション豊かな楽曲をクリエイトする中村達也の才能があらためて示された作品となっている。メロディックなハードロックといった核の部分は継承しつつも、Ray、實成峻の加入による相乗効果が発揮された音楽的に懐が深く様々な彩どりを聴かせる楽曲群、それらバリエーション豊かな楽曲群をBLINDMAN流として統一感を持たせることへの戸田達也(Bass)と松井博樹(Key)の貢献も素晴らしく、今作は、従来のBLINDMANファンは勿論、これまで以上により幅広い音楽ファン層に響くであろう快心の作品となっている。新作「EXPANSION」についてBLINDMANの各メンバーに訊いた。

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Vol.115 Reb Beach / November 2020

Reb Beach


Photo by Brian Kaldorf Photography

1988年にWINGERにてデビューするやいなや、それまでの数多くの有名アーティストとのスタジオワークで培ったセンス溢れるギターリフ、テクニカルかつ起承転結のあるクレバーなフレーズ構築にて楽曲に華を添えるギタープレイで一躍、次世代ギターヒーロの一人として注目を集めたレブ・ビーチ。その後のDOKKENへの参加、WHITESNAKEのメンバーとしての活躍と共に母体であるWINGERにおいても活動を続けているレブ・ビーチが、フュージョン・ロックのインストゥルメンタル・ソロアルバム「View From The Inside」をリリースした。今作は、聴き手の心に残る印象的なメロディを持つ曲から70年代のフュージョンなどインストゥルメンタル・バンドで聴かれたインプロヴァイズの魅力を持つ曲にいたるまで、ファンの期待に応える素晴らしい作品となっており、レブ・ビーチが持つ音楽力、ギタリストとしての魅力を大いに楽しめる。珠玉のフュージョン・ロック作品「View From The Inside」についてレブ・ビーチに語ってもらった。

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Vol.114 Bill Leverty / October 2020

Bill Leverty

ジョン・ボン・ジョヴィの後押しにて1990年にデビューアルバムをリリースしたファイアーハウス。そのデビューアルバム「FIREHOUSE」では、ヒット曲となった”ラヴ・オブ・ア・ライフタイム”、”ドント・トリート・ミー・バッド”、”オール・シー・ロート”など、キャッチーかつメロディックな楽曲で多くのロックファンを惹きつけ、以降の活躍へとつながった。そのFIREHOUSEのサウンドの中核を担い、印象的なギターリフ・ワーク、そして起承転結のあるギターソロでフラッシーさと聴き手の心に残るキャッチーでメロディックな旋律を見事なバランスで融合させていたギタリストがビル・レバティ。そのビル・レバティによる最新ソロ・アルバム「DIVIDED WE FALL」でもFIREHOUSEのファンは勿論、幅広いロック音楽ファンに受け入れられるであろう快心のロックを聴くことができる。ビル・レバティに快心作「DIVIDED WE FALL」について語って貰った。

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Vol.113 Gustavo Carmo / September 2020

Gustavo Carmo

ANGRAの元ドラマーであるAquiles Priester(アキレス・プリースター)とタッグを組んだメタル/ロック・フュージョン曲揃いのインストゥルメント作品「Our Lives, 13 Years Later…」では、ゲストにトニー・マカパイン、ヴィニー・ムーア、グレッグ・ハウを招き、堂々たるギタープレイで共演していたGustavo Carmo(グスタボ・カルモ)。今回、グスタボはリズム隊にブライアン・ティッシー(ドラム)、ルディ・サーゾ(ベース)、そしてキーボードには、デレク・シェリニアンを招いて自身名義では初となるシュレッドなロック・ギター・インストゥルメンタルが詰まったEP作品「On and Off」をリリース。テクニカルかつセンスあるギタープレイに卓越したソングライティング能力を併せ持つ要注目のブラジリアン・ギタリスト、グスタボ・カルモに最新EP「On and Off」について訊いた。

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Vol.112 Michael Landau / August 2020

Michael Landau


Photo by Austin Hargrave

マイケル・ランドウが、ロサンゼルスの歴史ある老舗ジャズ・クラブであるBaked Potato Jazz Clubにて、2019年11月に行ったライヴパフォーマンスを収録した作品「Liquid Quartet Live」をリリース。マイケル・ランドウ(ギター)、エイブ・ラボリエル・ジュニア(ドラム)、ジミー・ジョンソン(ベース)、デヴィッド・フレイジー(ギター&ヴォーカル)・・このアルバムは、本物のミュージシャン達による臨場感あふれる白熱したリアルな音楽を堪能できる素晴らしいライヴ作品となっている。ダイナミクスに溢れた最高峰の表現力を誇るギタープレイ、そして極上のギターサウンド、多くのギタリストからリスペクトを受けると共にリアル志向なコアな音楽ファンからも絶大な支持を得ているミュージシャン、マイケル・ランドウに「Liquid Quartet Live」について訊いた。

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Vol.111 Randy McStine / July 2020

Randy McStine

The Aristocratsのドラマーとしても活躍している Marco Minnemann(マルコ・ミンネマン)と、LO-FI RESISTANCEやThe Fringe、自身のソロに加え、マルコとは、プログレッシブ・ロック・バンドであるIN CONTINUUMで共に活動しているRandy McStine(ランディ・マクスタイン)によるデュオ McStine & Minnemannがデビューアルバム「McStine & Minnemann」をリリース。超絶テクニカルインストバンドであるThe Aristocratsで魅せるドラマーとしての側面とは別にギターやキーボード、作曲も操るマルコと、同じくギター、ベース、ボーカル、キーボード、作曲を手掛け、様々なジャンルの音楽を通じてマルチな才能を発揮するランディによるこのアルバムは、どの曲もロックを基軸としながらも摩訶不思議でキャッチーな彼等独自のスタイルに見事に昇華されており、何度も繰り返し聴きたくなるような中毒性を持った素晴らしい作品となっている。ランディ・マクスタインにデビュー・アルバム「McStine & Minnemann」について訊いた。

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Vol.110 Bill Champlin / June 2020

Bill Champlin

CHICAGOの元メンバーであり、アース・ウインド&ファイアー「After The Love Has Gone」やジョージ・ベンソン「Turn Your Love Around」への楽曲提供などによるグラミー受賞も果たしているレジェンド・ミュージシャンのビル・チャンプリン、そしてTOTOのボーカリストであるジョセフ・ウィリアムス、スウェーデンでプロデューサー / ギタリストとして活動しているピーター・フリーステットによるプロジェクト CWFが2作目となるスタジオ・アルバム「CWF2」をリリースした。元シカゴのビルとTOTOのジョセフが組むことで必然的にメロディックでお洒落な音楽に期待を抱くファンが多いと思われるが、今作でもそれらファンの期待に完璧に応える珠玉のメロディ、ビルとジョセフによる爽やかで哀愁を帯びたボーカル、そして曲の魅力を最大限に惹き立てるピーターの的を得たクレバーなギターワークが展開されている。ビル・チャンプリンに新作「CWF2」について語って貰った。

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