100万ドルのギタリスト=JOHNNY WINTER (ジョニー・ウィンター)、奇跡の来日公演に続いて奇跡の新作を発表!

御年67、キャリア50年にして初来日を果たしブルース/ロック・ファンを熱狂させたジョニー・ウィンターが、なんと7年ぶりに新作を発表!デレク・トラックス、スーザン・テデスキ、ウォーレン・ヘインズなど当代きっての凄腕ギタリストたちが集結。さらに11月にはWOWOWで初来日公演の放映も決定!

御年67。レコード・デビューから40年を越え、様々な理由で来日しない・できないミュージシャンとして、日本のファンたちから諦められていたギタリスト、ジョニー・ウィンターの初来日公演が今年4月に行われた。4/13(水)~15(金)のZEPP東京での公演は、平日にも関わらず、歴史的な瞬間を目撃しようとする熱心なファンで大盛況。さらに、インターネットを通じて「ホントに来日した!!」という情報が流れるや、翌日からはさらにヒートアップし、最終日のチケットはソールドアウトとなった。他にも今年5月~6月には、COLUMBIA、BLUE SKY YEARSに所属していた70年代のすべてのオリジナル・アルバムが、紙ジャケット仕様で再発売され、8月には同世代の伝説のファンク・マスター、スライ・ストーンの復活作にゲスト出演するなど、2011年はまさに、ジョニー・ウィンター再評価の年になっている。

そのジョニーが7年ぶりの新作を発表した! 新作はタイトル通り、ロバート・ ジョンソン、チャック・ベリー、マディ・ウォーターズらの直球ブルース・カバー集で、どの曲もライヴでは頻繁に演奏し、ファンにはお馴染みの曲ばかり。ジョニー自身、「どの曲も私が影響を受けた古い曲ばかりだ。たくさんの曲を聴いて育ってきたから、ずっと今回のようなアルバムを作ろうと思っていたんだ。」と語る。レコーディングには、デレク・トラックス&スーザン・テデスキ夫妻、ウォーレン・ヘインズ、サニー・ランドレスらアメリカン・ロック/ルーツ・ミュージック・ファンには堪えられないメンバーが集結した。また実弟、エドガー・ウィンターもサックスで参加している。また日本盤だけに、なんと2曲のボーナス・トラックを提供。生誕百周年の節目の年を迎えたロバート・ジョンソンの古典にして最重要曲、E・クラプトンを始め数々のブルース・マンたちがカバーしている「クロスロード」と、これまでにもジョニーが数々の名演を残し、4月の来日公演でもアンコールで披露されたボブ・ディランのカバー「追憶のハイウェイ61」が収録されている。

あなたにとってブルースとは何ですか?という問いに、「一言では言いづらいけど、とにかくブルースが好きなんだ。俺は死ぬまでブルースマンだ!」と答えるジョニー。初来日ですっかり日本びいきになってくれたジョニーだけに、近い将来、再来日が実現するかもしれない。

4月にZEPP東京で行われた「初」来日公演の模様が、WOWOWで11/8(火)夜10時から放送される。初日の噂が噂を呼び、神が降臨した衝撃の最終公演を収録!ブルース/ロック・ファンにとって必見の放送になることはまちがいないだろう。WOWOWではこの秋、「スーパー・ギタリストの祭典」と題し、エリック・クラプトン「クロスロード・ギター・フェスティバル」や、ジェフ・ベック「レス・ポール・トリビュート」などスーパー・ギタリストたちのライヴをたっぷりと放映する予定。ご期待いただきたい。

<リリース情報>

2011年9月28日発売(発売中)
『ルーツ/ジョニー・ウィンター』 “ROOTS” JOHNNY WINTER
(SICP 3259) \2,520(税込)
●日本盤ボーナス・トラック2曲収録 ●豪華W解説 ●歌詞対訳付き

〔収録曲〕(ゲスト・ミュージシャン)
1. T・ボーン・シャッフル feat. サニー・ランドレス
  T-Bone Shuffle (featuring Sonny Landreth on slide guitar)
  モダン・ブルースの父と呼ばれるT・ボーン・ウォーカーの名演で知られる。

2. ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード feat. ジミー・ヴィヴィーノ
  Further On Up The Road (featuring Jimmy Vivino on guitar)
  ボビー“ブルー”ブランドが1957年にレコーディング。近年では、エリック・クラプトンの十八番として知られている。

3. ダン・サムバディ・ロング feat. ウォーレン・ヘインズ
  Done Somebody Wrong (featuring Warren Haynes on slide guitar)
  エルモア・ジェイムスの他、オールマン・ブラザーズ・バンドの名盤『Fillmore East』でも演奏されている。

4. ガット・マイ・モージョ・ワーキング
  Got My Mojo Workin’
  ジョニーの師でもあるマディ・ウォーターズが1957年に広めたスタンダード曲。ジョニーもステージで頻繁に演奏している。

5. ラスト・ナイト feat. ジョン・ポッパー
  Last Night (featuring John Popper on harp)
  リトル・ウォルターがオリジナル。エリック・クラプトンも『No Reason To Cry』でカバーしている。

6. メイベリーン feat. ヴィンス・ギル
  Maybellene (featuring Vince Gill on guitar)
  1955年、チャック・ベリーのデビュー曲であり、全米5位の大ヒット曲。

7. ブライト・ライツ、ビッグ・シティ feat. スーザン・テデスキ
  Bright Lights, Big City (featuring Susan Tedeschi on lead guitar/vocals)
  50年代シカゴでダウンホーム・スタイルと呼ばれた名手、ジミー・リードの代表曲。

8. ホンキー・トンク feat. エドガー・ウィンター
  Honky Tonk (featuring Edgar Winter on sax)
  ピアニスト/オルガニスト、ビル・ドゲットが1956年から57年にかけてヒットさせた作品。意外なところでは、ビーチ・ボーイズもカバー。

9. ダスト・マイ・ブルーム feat. デレク・トラックス
  Dust My Broom (featuring Derek Trucks on slide guitar)
  ロバート・ジョンソンが1937年に残した1曲。ジョニーはエルモア・ジェームスのバージョンをベースにしている。4月の来日公演でも披露された。

10. ショート・ファット・ファニー feat. ポール・ネルソン
  Short Fat Fannie (featuring Paul Nelson on guitar)
  1957年、ラリー・ウィリアムスが録音したロックンロール・ナンバーで、全米4位(R&B 1位)のヒット曲。後にビートルズもカバーした。

11. カム・バック・ベイビー feat. ジョン・メデスキ
  Come Back Baby (featuring John Medeski on organ)
  レイ・チャールズ作品。エリック・クラプトンが『Reptile』でカバーしている。

-日本盤ボーナス・トラック-
12. クロスロード (LIVE IN PARIS 1983) 【未発表ライヴ音源】
  Crossroads (Live in Paris 1983)

13. 追憶のハイウェイ61 (LIVE IN PARIS 1983) 【未発表ライヴ音源】
  Highway 61 Revisited (Live in Paris 1983)

<バイオグラフィ>
1944年・テキサス州生まれ。地元のクラブ・サーキットで頭角を現していたジョニーが、1698年、有力な音楽誌「ローリング・ストーン」で紹介されたことをきっかけに、レコード会社の争奪戦となる。その結果、「100万ドル」ともいわれる破格の契約金で、米・Columbiaと契約。デビュー直後には、あのウッドストック・フェスにも出演し、さらに知名度を広めた。1975年には新たに設立した「Blue Sky」レーベルに移籍。ブルースに原点回帰し、伝説のシカゴ・ブルース・マン、マディ・ウォーターズ晩年の復活を支えた。80年代に入ってからも、コンスタントにリリースとライヴ活動を続けていたが、様々な理由から来日公演は不可能であろう、と噂されていたが、ついに2011年4月に初来日公演が実現し話題を呼んだ。

<リンク>
ソニー・ミュージックWEBサイト http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/JohnnyWinter/
アーティストWEBサイト http://www.johnnywinter.net/
WOWOW WEBサイト http://www.wowow.co.jp/

(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)