ベンチャーズ~オリジナル・メンバー、ボブ・ボーグルに捧げる追悼アルバムを発売

ベンチャーズ~オリジナル・メンバー、ボブ・ボーグルに捧げる追悼アルバムを発売!更に今週16日から毎年恒例、夏の日本ツアーがスタート

1960年代、日本で空前のエレキブームを巻き起こし、その後の日本の音楽業界に大きな影響を与えたザ・ベンチャーズ。2009年に、オリジナル・メンバーであり初代のリード・ギター、その後にベースを担当したボブ・ボーグルが享年75歳で死去した時は世界中が大きな悲嘆にくれたが、この度、その死から2年の時を経てベンチャーズの監修・選曲によるボブ・ボーグルの追悼アルバム『永遠のウォーク・ドント・ラン~ボブ・ボーグル・メモリアル・アルバム~』が今週(7月13日)発売となった。ボブ・ボーグルは1959年、ドン・ウィルソンと共にベンチャーズを結成。当初はリード・ギターを担当していたが後にベースに転向し、ベンチャーズ・サウンドの土台を支えてきた。更に、その卓越した演奏テクニックに加え、常にフレンドリーで紳士的だった彼はここ日本でも多くのファンに愛されていたが、長い闘病生活の後、2009年、遂に帰らぬ人となってしまった。

今回発売となったアルバムでは、ドン・ウィルソンはじめベンチャーズのメンバーが、ボブのリード・ギター、ベース・ギターが際立って素晴らしい曲を選曲。初期の代表曲「ウォーク・ドント・ラン」、「パーフィディア」、「木の葉の子守歌」、「ブルームーン」などに加え、「ミザルー」、「アイ・オブ・ザ・タイガー」など後期のヒット曲、更には「スキヤキ」、そして未発表曲となる「荒野の七人」など、ボブのリード・ギターの名演が光る名曲が揃っている。「彼のギター・プレイは誰とも違う、唯一無二のものだった」とドン・ウィルソンが語るボブのプレイは非常に独創的で、後のミュージシャンにも大きな影響を与えてきたが、そのユニークな才能はこのアルバムで充分堪能することが出来る。

現在ベンチャーズは、結成当初からのリーダー、ドン・ウィルソン(リズム・ギター)を中心にジェリー・マギー(リード・ギター)、ボブ・スポルディング(ベース)、レオン・テイラー(ドラムス)というメンバーで今でも精力的に活動を行っているが、今週の土曜日(7月16日)からは、、今や日本の夏の風物詩ともなったベンチャーズ夏の全国ツアーがスタート!16日(土)の東京・福生市民会館を皮切りに今年も日本全国津々浦々でコンサートが行われる。
結成から半世紀以上の月日が流れ、ボブ・ボーグルという大事なメンバーを失ってはしまったが、ベンチャーズの音楽は今でも多くの人に愛されているのだ。

 

●ボブ・ボーグル追悼アルバム
ベンチャーズ『永遠のウォーク・ドント・ラン~ボブ・ボーグル・メモリアル・アルバム~』
2011年7月13日発売 TOCP-71095 ¥2,500(税込)
監修・選曲:ベンチャーズ
ドン・ウィルソン、レオン・テイラー、フィオナ・テイラー、ダン・フォルテによる、ボブ・ボーグルに捧げるコメント
ボブ・スポルディングによるライナーノーツ封入
【収録曲】
1.    ウォーク・ドント・ラン
2.    パーフィディア
3.    木の葉の子守歌
4.    ブルー・ムーン
5.    ホーム
6.    ナイト・トレイン(ボブ/リードギター・ヴァージョン)
7.    スリープ・ウォーク
8.    キャラヴァン(ボブ/リードギター・ヴァージョン)
9.    ロンサム・タウン
10.    ムーン・ドウグ
11.    イエロー・バード
12.    カウンターポイント
13.    ロリータ・ヤ・ヤ
14.    スキヤキ
15.    ある晴れた日に
16.    ジョイ
17.    ミザルー
18.    ベートーヴェン・ファイブ・オー
19.    ハリケーン
20.    アイ・オブ・ザ・タイガー
21.    荒野の7人(未発表曲)
http://emij.jp/ventures/ (PC/携帯)

 


 

●ベンチャーズ Japan Tour 2011
7月16日(土)東京福生 福生市民会館よりスタート
詳しくはM&Iカンパニーのホームページ
http://www.mandicompany.co.jp/index/index.html

(EMIミュージック・ジャパン)