Ringo Starr 最新作『Give More Love』からポール参加の「We’re On The Road Again」が先行配信開始!

2017年9月15日に発売されるリンゴ・スターの最新アルバム『Give More Love』からポール・マッカートニー、ジョー・ウォルシュ、エドガー・ウィンター、スティーヴ・ルカサーが参加した楽曲「We’re On The Road Again」の先行配信が開始となり、この先行配信に合わせてリンゴが日本用に答たインタビューが公開になった。

Q:「We’re On The Road Again」、「Show Me The Way」の2曲にポールが参加していますが、どういった経緯でポールが参加することになったのでしょうか?

リンゴ:「Show Me The Way」はとてもパーソナルな曲なので、ポールに参加して欲しくて連絡したんだ。この曲は私の妻のバーバラのために書いた曲なんだよ。バーバラはこの曲のタイトルの通り、常に私を正しい道に導いてくれるんだ。ポールは最高のベーシストなので、この美しい曲に参加して欲しいと思ったんだよ。彼がこの曲のレコーディングに参加しているとき、ちょうど「We’re On The Road Again」も制作していたんだ。ポールはこの曲のタイトルのように、しょっちゅうツアーをしている。彼と金曜日に電話で話したときも、彼はフロリダで演奏していた。彼はたまたまLAに来ていたから、「Show Me The Way」に参加してもらったんだ。ランチを食べてからレコーディングをしたんだけど、楽しかったから、その流れで「We’re On The Road Again」もレコーディングしたんだよ。この曲はスティーヴ・ルカサーと一緒に作ったんだ。ウィリー・ネルソンの「On The Road Again」みたいにならないようにしたかったんだ(笑)。だから、「We’re」という言葉を強調して「We’re On The Road Again」と歌ったんだ(笑)。

Q:クレジットではポールはベースとなっていますが、それ以外(コーラスなど)での参加はありましたか?
リンゴ:ポールは「We’re On The Road Again」で、彼のトレードマークである叫び声を披露してくれたんだ。ジョー・ウォルシュも歌っている。曲のエンディングで、3人で「We’re On The Road Again」と連呼して歌ってるよ。

Q:久々のポールとのレコーディングの時の雰囲気はどのような感じでしたか?
リンゴ:いや、ポールと久しぶりに仕事をしたわけじゃないんだ。彼とは2年前にグラミー賞のときに一緒に仕事をしたし、ニューヨークでデヴィッド・リンチのショーでも一緒に演奏した。90年代の頃は、彼の作品で何回も私は演奏している。彼は過去に私の作品で演奏したり、歌ってくれている。同じ国にいれば、タイミングを合わせて二人で会ったりもする。だから、1970年以来彼と会ってないわけじゃないんだ(笑)。お互いの人生から切っても切り離せない関係なんだよ。

Q:絆がずっと続いているんですね。
リンゴ:そう、ずっと続いてるんだよ。

Q:あなたは様々な素晴らしいミュージシャンとレコーディングしたりツアーをしたりされていますが、ポールとの共演はその中でも特別なものなのでしょうか?
リンゴ:その通り。長年一緒に演奏しているから、息がぴったり合ってるんだ。ビートルズ時代は、ベースとバスドラが邪魔し合わないように、事前に練習することもあったね。彼は私にとって、世界一メロディアスなベーシストなんだよ。今まで色々なベーシストと演奏してきたし、もちろん優れたベーシストは何人もいた。例えば、ネイサン・イーストは本当に素晴らしいベーシストだし、ドン・ウォズも私とよく演奏する。ただ、ポールのベースの演奏は誰よりもメロディアスで、”ポール・マッカートニー・スタイル”としか呼べないんだよ。

最新アルバム『ギヴ・モア・ラヴ』はリンゴの19枚目のソロ・アルバムで、レコーディングはロサンゼルスのホーム・スタジオで行われ、リンゴ自身がプロデュースを担当。収録曲には、リンゴでしかできない豪華ミュージシャンが参加している。

「We’re On The Road Again」iTunesにて配信中
https://itunes.apple.com/jp/album/id1255220552?app=itunes&at=10I3LI

リンゴ・スター『ギヴ・モア・ラヴ』
発売日:2017年9月15日
UICY-15616 ¥2700円(税込)

1. We’re On The Road Again / ウィアー・オン・ザ・ロード・アゲイン
2. Laughable / ラファブル
3. Show Me The Way / ショー・ミー・ザ・ウェイ
4. Speed Of Sound / スピード・オブ・サウンド
5. Standing Still / スタンディング・スティル
6. King Of The Kingdom / キング・オブ・キングダム
7. Electricity / エレクトリシティ
8. So Wrong For So Long / ソー・ロング・フォー・ソー・ロング
9. Shake It Up / シェイク・イット・アップ
10. Give More Love / ギヴ・モラ・ラヴ
11. Back Off Boogaloo / バック・オフ・ブーガルー *
12. Don’t Pass Me By / ドント・パス・ミー・バイ *
13. You Can’t Fight Lightning / ユー・キャント・ファイト・ライトニング * 14. Photograph / フォトグラフ *
*ボーナス・トラック

(ユニバーサル ミュージック)