B.スプリングスティーン 第二弾シングル「ロッキー・グラウンド」のミュージック・ビデオ公開!

全世界が絶賛するアルバム『レッキング・ボール』。作品の前半には、傷つけられ、裏切られ、見捨てられた人々の苦闘と心情を歌い、国を駄目にした奴らへ怒りの鉄球を振り下ろすような怒りを込めた楽曲が並んでいたが、アルバムの後半では厳しい現実に立ち向かって、公平な社会に向かって歩んでいく決意や希望が歌われていく。この「ロッキー・グラウンド」はその分岐点でもあり、アルバムの中でもハイライトとも言える楽曲。UKのガーディアン紙は「厳かで奇妙な21世紀の希望のアンセムとなる」、ビルボード誌では「音楽的野心に溢れ、非常に魅惑的な1曲」と称している。この楽曲のミュージック・ビデオがブルース・スプリングスティーンのYouTubeチャンネルで公開された。

“アイム・ア・ソルジャー(俺たちは兵士だ)”の叫び声とともに始まるこの歌は、サンプリングやラップを取り入れた挑戦的な歌として当初から物議を醸していた曲。「俺たちは岩の多い(つまり障害の多い)土地をずっと旅してきた」のリフレインと共に、ブルースが歌い続けてきたアメリカのあるべきヴィジョンに向かっての険しくも長い道のりを歌っている。そして、最後に「新しい一日が始まる」という“希望の光”が射してくる。それは次の曲「ランド・オブ・ホープ・アンド・ドリームス」へ引き継がれ、「希望と夢の地」は「ロッキー・グラウンド」を越えて、我々が目指す場所であると示しているのではないか。

ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドは現在ヨーロッパ・ツアー中。アメリカ・ツアーでは毎日驚くほど選曲を変更、日替わりセットリストで20公演でなんと75曲の異なった曲を演奏。こんなアーティスト見たことない。欧州ツアーではセットリストを若干変更し、USツアーでは一度も演奏されなかった名曲「ボーン・イン・ザ・USA」まで登場。3時間を超える素晴らしいライヴはヨーロッパのプレスが大絶賛している。

英プレスより:
「新曲と過去の名曲が肩を並べるショー」(『ザ・サン』誌)
「絶好調のブルースが興奮と深い感情をかき立てる夜」(★★★★★(5点中)『デイリー・テレグラフ』)

スペイン・プレスより:
「猛々しく、そして執念深いブルース・スプリングスティーンがセビリアに到来」(『エル・パイス』)
「セビリアは、ブルース・スプリングスティーンと共に燃え尽きる!」(『エル・ディアリオ・デ・セビリア』)
「ブルース・スプリングスティーンが、グラン・カナリアのスタジアムから「ロックンロール」を全力で絞り出す」(『カナリアス 7』)

デンマークの『ポリティケン』紙(デンマーク版『ガーディアン』)は★★★★★★(6点中)と評価した。

「ブルース・スプリングスティーンは62歳だというのに、一体全体どうやって自己を再発見したり、ロックンロールに対する若々しいハングリー精神のみなぎるパフォーマンスをしてみせたりできるのだろうか。3時間もの間、休みなくステージに立ち続け、水も飲まずにいるなんて信じがたい。自分自身は億万長者でありながら、精力的に資本主義や金融危機の残した傷跡について牙を立てるようなことは彼にしかできないし、一体どうやったらそんなことが可能なのか私にはまるで分からない。しかし、これが誤りようのない真実であるということは議論の余地がない。終始35度から40度の気温を保ったセビリアの週末に、ブルースは示してみせたのだ。彼は私たちみんなのために、ここにいるということを。」

ベルギーの『スタンダード』紙より

「スプリングスティーンは、今回のツアーで6月末までに欧州の60以上の都市を訪れる。ツアーの焦点は最新作『レッキング・ボール』で、この作品では庶民を抑圧する経済界の大物たちに対する強い怒りが描かれている。これは最も彼らしいテーマの1つだということもあり、彼はタイトル曲“Wrecking Ball”を目を閉じて歌う。「厳しい時代がやって来ては、また去って行き」というフレーズは、15人編成のバンドがスプリングスティーンの背後で「ウォール・オブ・サウンド」を生み出しながら、観客をハリケーンのように激しく押し流そうとする中で唱えられる1分間のマントラのようだ。ブルースが連帯という普遍的なメッセージを掲げ、15人超の力強いバンドメンバー達とシンガロングの絶えないソウルフルで心を揺さぶるショーを率いるのを人々は目撃することになるだろう。」

BRUCE SPRINGSTEEN 『WRECKING BALL』

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