David Bowie (デヴィッド・ボウイ) 新作が24時間で27カ国のiTunesで1位に!

ロック・シーンみならずアート、ファッションなど各方面における孤高の存在として時代の先端を突き進むデヴィッド・ボウイが、66歳の誕生日となる2013年1月8日に全世界へ異端なるサプライズ・プレゼントを届けた。

彼のニュー・シングル「ホエア・アー・ウィー・ナウ?」が全世界119ヶ国のiTunes Storeにて一切の事前発表なく、一斉に配信開始されたのだ。同時に、ボウイの10年ぶりにして30作目のスタジオ・アルバムとなる『ザ・ネクスト・デイ』もiTunes Storeにて予約の受付が急遽開始され、なんと24時間以内に27カ国のトップアルバムチャートで1位の座に駆け上った。

全世界で1億3000万枚以上のアルバムを売り上げ、昨年のロンドンオリンピック閉会式で大トリとしての出演を依頼をされたと報じられるほどの大スターであるボウイ。SNSやゴシップ系のWEBサイトの包囲網が張り巡らされた現代ににおいて、彼はいかにして情報を一切流出させずに新作を制作したのか。レコーディングスタジオを出入りする姿を見かけた者はいない。Twitterで口を滑らせた関係者もいない。音源のリークも勿論なかったのだ。大物アーティストが新作を発表する際、通常であれば事前告知やヒントを出すことでバズを広げ、大勢のファンが「待っている」状態を作りあげようとするもの。ボウイは常識を覆し、これらの行為を一切行わないことで、『ザ・ネクスト・デイ』を2013年最大の注目作品へと昇華させた。

 

「ホエア・アー・ウィー・ナウ?」はボウイ自身が作曲し、ニューヨークで録音された楽曲。トニー・アウスラー監督による、ボウイのベルリン時代を思わせる印象深いビデオがオフィシャルサイト( http://www.davidbowie.com ) とYouTube( http://www.youtube.com/watch?v=QWtsV50_-p4 ) に公開された。
ビデオの中で、半実写、半人形のボウイが覗いているのはアパートの下にある自動車修理工場の荒涼とした風景。“Where Are We Now?”(僕たちは今どこにいるのか)と投げかけ続ける歌詞が印象的である。この楽曲を、既に全世界の有名人、ミュージシャン、他分野のアーティストやクリエイター、メディアが絶賛している。

Telegraph(UK):「哀愁を帯びたこの新曲は、ロック史上最も人々を驚かせた、彼の帰還を祝すために最適なシングルと言えるだろう。ボウイは、ポピュラー音楽文化が彼を最も必要としているタイミングに突然、最前線に帰ってきた。」

Paul Trynka(作家):「文化というものを創造した人々は何処へ行ってしまった?エルヴィスは死んだ。ビートルズももういない。つまり、これはただのシングルじゃない。現代における、文化の創造だ。」

ニュー・アルバム『ザ・ネクスト・デイ』は多くの作品を手掛けてきた、トニー・ヴィスコンティ氏がプロデューサーを務める。通常盤、完全生産限定盤の2形態が展開され、完全生産限定盤は3曲のボーナストラックを含む17曲入り。全世界では3月12日に、日本盤では3月13日に発売予定。また、日本盤は通常のCDプレーヤーで再生可能な高品質フォーマット、Blu-spec CD2仕様となる予定。

デヴィッド・ボウイ『ザ・ネクスト・デイ』
David Bowie ”THE NEXT DAY”
US盤2013年3月12日発売予定
日本盤2013年3月13日発売予定(高品質Blu-spec CD2仕様)
●完全生産限定盤:SICP-30127
●通常盤:SICP-30128

1.  The Next Day
2.  Dirty Boys
3.  The Stars (Are Out Tonight)
4.  Love Is Lost
5.  Where Are We Now?
6.  Valentine’s Day
7.  If You Can See Me
8.  I’d Rather Be High
9.  Boss of Me
10. Dancing Out In Space
11. How Does the Grass Grow?
12. (You Will) Set the World On Fire
13. You Feel So Lonely You Could Die
14. Heat
以下完全生産限定盤ボーナストラック
15. So She
16. I’ll Take You There
17. Plan

(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)