Aerosmith (エアロスミス)、初の2ヶ月連続となる配信限定シングルを発売!

エアロスミスの実に11年ぶりとなるオリジナル・アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション』発売へ向け、いよいよ本格的なカウントダウンの開始だ。6月に発売したアルバムからの1stシングル「レジェンダリー・チャイルド」に続き、2ndシングルの「ラヴァー・アロット」(”Lover Alot”)のラジオO.A.とSoundCloud試聴が解禁となったのだ。

「ラヴァー・アロット」は、70年代の若かりし頃のエアロスミスを彷彿とさせるアップテンポで攻撃的な“野獣系”ロックンロール。作詞・作曲はなんとメンバー5人全員の名がクレジットされており、おまけにドラムのジョーイ・クレイマーの息子ジェシー・クレイマーも名を連ねている。エアロスミスが、メンバー全員で1つの曲を書くことは極めて珍しく、シングルでは初のことでもある。メンバーの不仲説、果てはバンドの深刻な解散危機にまで及んだ2年前の状況から見事に立ち直り、バンドが再結束したことを証明するかのような楽曲だ。プロデュースを担当したのは以前から伝えられているジャック・ダグラス。70年代のエアロスミスの大ヒット・アルバム『闇夜のヘヴィ・ロック』、『ロックス』なども手掛けた重鎮で、まさにバンドの“第一黄金期”を作った人物だ。往年のファン待望の“黄金タッグ”復活により、ワイルドなエアロスミスの魅力が再び引き出されたのだ。なおタイトルの「ラヴァー・アロット」は、元々は「ラヴ・ハー・ア・ロット」(Love Her A Lot=彼女のことをめちゃくちゃ愛してる、の意味)だったそうだが、言葉遊びの天才、スティーヴン・タイラーが、同じ響きでよりクールに見える綴りを発表直前に編み出して、急遽この表記になったそうだ。残暑厳しい今年の夏、メンバー全員が還暦(最年長のスティーヴン・タイラーは何と64歳!)を迎えた今もなお“肉食系バンド”であることがびんびんに伝わって来るこの「ラヴァー・アロット」を聴いて、パワー充電することをオススメしたい。



この2nd シングル「ラヴァー・アロット」は9月12日にiTunes、mora、レコチョクなどで配信開始となる。さらに、10月には3rdシングル「ワット・グッド・ハヴ・ビーン・ラヴ」を発売することも決定している。こちらの楽曲は一変して、“秋”という季節感に合う、エアロスミスのもう1つの十八番のであるパワー・バラード作品になるということで、あの名バラード「ミス・ア・シング」級の大きな感動が期待できるそうだ。そして、いよいよ11月7日(予定)には、全世界待望のアルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション』が発売となる。40年にも及ぶキャリア史上、アルバム発売前に3枚のシングル曲を発表するのはなんと今回が初めてであり、おまけに2ヵ月連続のシングル・リリースも初のことである。

また、スティーヴン・ タイラーは、2シーズンにわたって審査員を務めたアメリカの人気オーディションTV番組『アメリカン・アイドル』からの降板を先日発表したばかり。会見で「愛人(=番組)とは別れて初恋の相手(=エアロスミス)の元に戻ることにしたんだ」と相変わらず気の利いたコメントで語ったように、今まで以上にエアロスミスの活動に専念するとの報告は、他のバンド・メンバーは勿論のこと、多くのエアロ・ファンをさぞかし安心させていることだろう。様々なアクシデントやメンバー間の衝突などから、気が付けば11年のブランクができた。ライヴだけはほぼ毎年のようになんとか行ってきたものの、それが彼らを結び付ける唯一の、いつ千切れてもおかしくないギリギリの絆だったのだ。それさえも消滅しそうな時期を乗り越えた今だからこそ、ニュー・アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション』に対するバンドの並々ならぬ情熱と意気込みが生まれたのだろう。それが伺えるのが、今回の異例ともいえるアルバム発売前の3枚のシングル・カットだ。特にこの全員で書き上げた「ラヴァー・アロット」は、アルバム発売へのカウントダウンの開始であると同時に、原点回帰した“野獣エアロ”が完全に再結束したことを高らかに宣言するファンファーレと言えるだろう。


エアロスミス『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション』
11月7日発売予定

(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)