Steve Harris (スティーヴ・ハリス) 自身初のソロ・アルバム『BRITISH LION』を10月3日にリリース!!

アイアン・メイデンのスティーヴ・ハリスが、ソロ・アルバムを9月24日(日本盤は10月3日予定)にリリースすることが決定した。
これは、結成当初からアイアン・メイデンの中心メンバーとして活動してきたスティーヴにとって、初のソロ・プロジェクト/サイド・プロジェクトに当たるものだ。『BRITISH LION』と題されたこのアルバムは全10曲で構成されており、スティーヴと彼の仲間たちが過去数年間に亘って、アイアン・メイデンでのツアーやレコーディングの合間を縫って作り上げたものだ。世界中の音楽ファンを驚かせ、そして大いに喜ばせるに違いない。

Photo : (C)2012 John McMurtrie

『BRITISH LION』は全編を強力にハードなバイブレーションで貫きつつ、哀愁、陰影、義憤、そして無敵のへヴィネスと、実に多彩な魅力に溢れたソロ・アルバムだ。プロデューサーは、レッド・ツェッペリン、ジャーニー、ラッシュ等を筆頭に数多くのアーティストを手掛けてきたケヴィン・シャーリーで、まさに垂涎の1枚といっていい。

アルバムは、激しさ極まるオープニング・トラック「This Is My God」の唸りを上げるギターリフで幕を開け、リチャード・テイラーのスケール感溢れるボーカルが際立つ絶望感に満ちたバラード「Lost Worlds」へと続いていく。この時点で、『BRITISH LION』はメイデンとはまるで違うタイプのモンスターであると気がつくはずだ。

『BRITISH LION』というネーミングに関して、スティーヴが次のように語ってくれている。「イギリス人であることを俺はいつも誇りに思っているんだ。なぜかはさっぱりわからないけど、俺自身でいるためには絶対に必要なことさ。愛国主義者でもないし、説教をしたいのでもないよ。政治的な意味は全然ないんだ。自分の地元の、好きなサッカーチームを応援するような感覚だね。それが何か一つの強力なイメージ生み出す力にもなると思うし、俺にとってはそれがサウンドととても合っているんだ。」

スティーヴ・ハリスはブリティッシュ・ロックを世界中に広める役割として最も有名かつ有能な英国大使だろう。アイアン・メイデンとして35年間のバンド活動期間中に15枚のスタジオアルバムをリリースし、全世界で8千5百万枚以上のセールスを記録、58カ国2千カ所以上でのライブを行っている彼の影響力は、文字通りグローバルなものだ。そしてこの『BRITISH LION』で、スティーヴはアイアン・メイデンという威光にすがることなく、彼の音楽ビジョンの新たな側面を見せてくれようとしているのだ。

●スティーヴ・ハリス(Steve Harris)
初のソロ・アルバム『BRITISH LION』
2012年10月3日 日本発売予定(海外・9月24日)
【収録曲】
1.This Is My God
2.Lost Worlds
3.Karma Killer
4.Us Against The World
5.The Chosen Ones
6.A World Without Heaven
7.Judas
8.Eyes Of The Young
9.These Are The Hands
10.The Lesson

(EMIミュージック・ジャパン)